武川　順一　(Junichi TAKEKAWA)

京都大学大学院　工学研究科　社会基盤工学専攻
地殻工学講座　ジオフィジクス分野
助教

〒615-8540
京都府京都市西京区京都大学桂C1-1-111
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E-mail:

○略歴

1998.4 - 2002.3　関西大学工学部土木工学科
2002.4 - 2004.3　関西大学大学院工学研究科土木工学専攻　修士課程
2004.4 - 2007.3　京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻　博士課程
2007.4 - 2009.6　財団法人　地域地盤環境研究所　研究員
2009.7 - 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻　助教

○研究内容

　資源・エネルギー開発，地震防災，地球環境の保全といった地殻に関する様々な問題の解決には，地殻を構成する物質である岩石の力学的・工学的性質の把握が重要な課題となります。岩石の力学的・工学的性質は微視的な亀裂の存在に大きく依存するとの視点から，地殻を伝播する弾性波動やそれに伴って生じる破壊現象，また，岩石の破壊現象やそれに伴って生じる流体流動に関して，数値解析的なアプローチで取り組んでいます。
また，これに伴う様々な数値解析手法の開発・適用性の検討などにも取り組んでいます。

○論文一覧

　１）　武川順一，楠見晴重，野口哲史，芦田　譲，佐野信夫，伊熊俊幸：破砕帯が連続した岩盤に対する弾性波によるトンネル切羽前方探査の適用性，
　　　　2002年度土木学会全国大会年次学術講演会，2002.
　２）　武川順一，楠見晴重，野口哲史，芦田　譲，佐野信夫，伊熊俊幸：破砕帯が連続した岩盤に対する弾性波によるトンネル切羽前方探査の適用性，
　　　　2002年度土木学会全国大会年次学術講演会，2002.
　３）　武川順一，楠見晴重，野口哲史，芦田　譲，佐野信夫，伊熊俊幸：破砕帯が連続した岩盤に対する弾性波によるトンネル切羽前方探査の適用性，
　　　　2002年度岩盤力学シンポジウム，2003.
　４）　武川順一，楠見晴重，芦田　譲：トンネル切羽前方探査における受振器配置の影響，
　　　　2003年度土木学会関西支部，2003.
　５）　武川順一，楠見晴重，芦田　譲：フルウェーブインバージョンを利用したトンネル切羽前方探査の基礎的研究，
　　　　2003年度土木学会全国大会，2003.
　６）　Junichi TAKEKAWA , Harushige KUSUMI, Yuzuru ASHIDA：Seismic imaging ahead of tunnel face,
　　　　EIT-JAPAN-AIT joint workshop on modern computer methods in rock engineering, 2003.
　７）　武川順一，楠見晴重，芦田　譲：トンネル切羽前方探査における受振器配置の影響，
　　　　2003年度物理探査学会，2003.
　８）　武川順一，楠見晴重，芦田　譲：トンネル切羽前方探査における受振器配置による重み付け，
　　　　2003年度岩盤力学シンポジウム，2004.
　９）　武川順一，楠見晴重，芦田　譲：弾性波の反射波受振によるトンネル切羽前方の高精度化に関する一提案，
　　　　2004年度土木学会全国大会，2004.
１０）　Junichi TAKEKAWA , Harushige KUSUMI, Yuzuru ASHIDA：Improved seismic imaging ahead of the tunnel face,
　　　　3rd Asian Rock Mechanics Symposium, 2004.
１１）　武川順一，真田佳典，山田泰広，芦田　譲：個別要素法による真三軸圧縮試験，
　　　　2005年度物理探査学会，2005.
１２）　Junichi TAKEKAWA , Yoshinori SANADA, Yasuhiro YAMADA, Yuzuru ASHIDA, Harushige KUSUMI：True tri-axial test using distinct element method,
　　　　Recent Advances in Exploration Geophsics, 2005.
１３）　武川順一，真田佳典，山田泰広，芦田　譲：粒子法による岩石試験の数値シミュレーション，
　　　　2006年度物理探査学会，　2006.
１４）　武川順一，真田佳典，山田泰広，三ケ田均，芦田　譲：メッシュレス法によるdegradation modelを用いた三軸圧縮試験の数値シミュレーション，
　　　　2006年度物理探査学会，2006.
１５）　武川順一，真田佳典，山田泰広，三ケ田均，芦田　譲：メッシュレス法のindentation tectonicsに対する適用性の検討，
　　　　2006年度物理探査学会，2006.
１６）　Junichi TAKEKAWA , Yoshinori SANADA, Yasuhiro YAMADA, Yuzuru ASHIDA, Harushige KUSUMI：Application of Element Free Galerkin Method to Statistical Continuum Model
　　　　Proceedings of The 8th SEGJ International Symposium - Imaging and Interpretation -, 2006.
１７）　Junichi TAKEKAWA , Yoshinori SANADA, Yuzuru ASHIDA：Numerical simulation of rock test for engineering properties using particle method,
　　　　Recent Advances in Exploration Geophsics, 2006.
１８）　武川順一，山田泰広，三ケ田均，芦田　譲：MPS法による弾性波動伝播現象と破壊現象の数値シミュレーション，
　　　　日本地球惑星科学連合大会，2007.
１９）　武川順一，真田佳典，山田泰広，三ケ田均，芦田　譲：メッシュレス法による岩石引張破壊時の微視亀裂挙動再現性に関する研究，
　　　　物理探査，2007.
２０）　Junichi TAKEKAWA , Yasuhiro YAMADA, Hitoshi MIKADA, Yuzuru ASHIDA：Numerical simulation of rock test for engineering properties using Mesh-free method,
　　　　Recent Advances in Exploration Geophsics, 2007.
２１）　武川順一，山田泰広，三ケ田均，芦田　譲：MPS法による弾性波動伝播現象と破壊現象の数値シミュレーション，
　　　　物理探査，2008.
２２）　山本浩司，濱田晃之，武川順一：地盤情報データベースによる地震災害脆弱地盤の抽出，
　　　　第43回地盤工学研究発表会，2008.
２３）　奥田　豊，中谷行男，武川順一：大規模人工島における降雨による地下水位上昇特性の分析，
　　　　第44回地盤工学研究発表会，2009.

○受賞一覧

　１）　第57回　土木学会年次学術講演会優秀発表賞
　　　　＜対象論文：破砕帯が連続した岩盤に対する弾性波によるトンネル切羽前方探査の適用性＞
　２）　第58回　土木学会年次学術講演会優秀発表賞
　　　　＜対象論文：フルウェーブインバージョンを利用したトンネル切羽前方探査の基礎的研究＞
　３）　2009年　物理探査学会奨励賞
　　　　＜対象論文：メッシュレス法による岩石引張破壊時の微視亀裂挙動再現性に関する研究，MPS法による弾性波動伝播現象と破壊現象の数値シミュレーション＞

○所属学会

　１）　物理探査学会
　２）　土木学会
　３）　地盤工学会
　４）　日本計算工学会
　５）　Society of Exploration Geophysists (SEG)
　６）　American Geophysical Union (AGU)